「ローテーブルが使いにくいんだけど、何と合わせたらいい?」
ソファに座らず床に座ってローテーブルを使うと、けっこう疲れたり使いにくかったりすることがありませんか?
一番の原因は姿勢が悪くなるから。
そんな時には何かと合わせて使うのがいいんですが、そのあたりをまとめてみました。
タイプ別におすすめのローテーブルをまとめてみました!
【おすすめローテーブルはコレ!】一人暮らしや折りたたみなど、タイプ別に選んでみました。
ローテーブルが使いにくい理由
上にも書きましたが、ココで書いてるのはソファに座って使うのではなく床に座って使うときの使いにくさについてです。
どういった理由があるかというと、
- 姿勢が悪くなる
- 足が入らない
- 大きすぎ・小さすぎ
などが考えられます。詳しくみていきます。
姿勢が悪くなる
ローテーブルが使いにくい一番の理由は、高さが合っていないなどの理由で座った時の姿勢が悪くなるからです。
人間というのは座った時の姿勢が
- 背中が垂直(まっすぐ)
- 背中と太ももが直角(90度)
になるのがいいとされています。
ところが椅子ではなく床に座ると、どうしても太ももと背中が直角にならず、結果背中が丸まって猫背になってしまいます。
そして無理な姿勢で筋肉に負担がかかり、疲れてしまうのです。
ソファに座っても同じ
これはソファに座って使うときにも言えます。
座っているだけならいいんですが、ソファに座りながらローテーブルで食事したり作業をしようとすると、床に座っているときとは比べ物にならないくらい背中が丸まります。
結果、長時間の作業はとても疲れます。
足が入らない
最近は立方体になった脚のないローテーブルが流行っています。
これだと床に座った時に足の行き場がなく、とても困ります。
じゃあ脚付きのローテーブルならどれでもいいかというと、そうでもありません。
収納付きのローテーブルも座りにくい場合が
困るのが棚付きのローテーブル。コレもタイプによっては脚の邪魔になって使いにくい場合も。
じゃあ引き出し付きなら大丈夫かというと、そうとも言い切れません。
「ソファに座って使うときに引き出しが当たる」といった意見もあるんですが、床で使うときにも直接座るのではなく座椅子などと合わすときには邪魔になって使いにくくなる可能性も。
買うときには気づかなかったけど使ってみたら邪魔になって後悔、というパターンです。
大きすぎ・小さすぎ
コレはテーブルのサイズに関する物理的な問題。
「大は小を兼ねる」とばかりに大きめのローテーブルを買ったはいいけど、通路が狭くなって生活がしづらく使いづらい。
あるいは部屋が狭いからと小さめローテーブルにしたけど、作業がしづらく使い物にならないといった場合。
なんとなくで選ばず、
- 部屋のサイズ
- ローテーブルで何をするか
を慎重に考えてサイズを選ぶようにしましょう。
使いやすいローテーブルの高さ
ローテーブルを快適に使うには、高さがとても重要になってきます。
具体的には「差尺(さしゃく)」というテーブルの天板と座っている座面の高さの差が問題になってくるんですが、使う人の身長によってことなってきます。
計算式は
身長×0.55÷3-2㎝
となり計算してみたらわかりますが、だいたいの人が27~30㎝に収まります。
つまり例えば天板の高さが45㎝のローテーブルを使うとしたら、座る面を15~18㎝くらいにあげ、その状態で背中をできるだけまっすぐにでき、そして太ももと90度を保つことが理想といえます。
ローテーブルの座り方については、ココにも書いてます。
何かと合わせるローテーブルの使い方
姿勢が悪くせず、座り心地を向上させるためにローテーブルと一緒に使ったら便利なアイテムとしては、
- 椅子
- 座椅子
- ローソファ
- クッション
- 座布団
などが考えられます。
椅子
ローソファに合わせる椅子はいろいろあります。
たとえばこんなの↓
背中と太ももを90度に保ちやすくなるのでいいんですが、問題は座面の高さ。
この椅子は座面高が16㎝なのでいいんですが、一般の椅子になるともう少し高くなります。
それだとローテーブルの天板との差(差尺)が少なくなり、猫背になる原因に。
座椅子
そこでちょうどいい高さが多いのが座椅子です。
こんなの↓
お尻より膝から下を下げることができるので、太ももと背中を90度に保ちやすくなります。
あといいのが、背もたれやモノによっては肘置きがあるところ。楽です。
椅子や座椅子については、コチラの記事をどうぞ。
探していると、「座椅子に座って使えるテーブル」とうたっているローテーブルはけっこうあります。
例えば、
ローソファ
ソファの中でも、座面を低くすることでローテーブルを使いやすくできます。
↑こんなタイプもいいんですが、フロアタイプと呼ばれるかなり低めのソファの方がローテーブルに合わせて使いやすいかもしれません。
気をつけたいのは、
- 座面が高すぎないか
- クッションが沈みすぎないか
- 背もたれが傾きすぎていないか
といったところ。
クッション
椅子や座椅子がじゃまだという場合には、クッションだけという手も。
要はお尻が上がって正しい姿勢と高さが保てればいいので、クッションでも十分役に立ちローテーブルを使いやすくしてくれます。
ちょっと固めでしっかり高さを保ってくれるタイプがいいかと。
クッションのメリットや選び方については、こちらをどうぞ。
座布団
より手っ取り早く座布団を敷くだけでも、ローテーブルの使い勝手は変わります。
重ねたり折り曲げて高さを調節することで適切な高さを保つことができ、かなり手軽です。
ローテーブルと座布団の組み合わせについては、コチラもどうぞ。
ローテーブルの使い方 まとめ
ローテーブルが使いにくい原因としては
- 姿勢が悪くなる
- 足が入らない
- 大きすぎ・小さすぎ
といった事が考えられ、特に
- 正しい姿勢
- 適切な天板と座面の距離
が大事になります。そのためには
- 椅子
- 座椅子
- ローソファ
- クッション
- 座布団
などを使うことが効果的とです。
↓ おすすめのローテーブルをタイプ別にまとめてみました。