「パイン材を使ったローテーブルってどうなんだろう?」
ナチュラルな雰囲気を楽しめるパイン材は人気の木で、ローテーブルにもよく使われています。ただ、気を付けた方がいいところなど、注意点もいろいろ。
買ってから後悔しないように、パイン材のローテーブルのメリットやデメリットをまとめてみました。
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パイン材とはマツの木です。
まずパイン材について。
パイン材とは日本でいう「マツの木」の種類になります。
マツといっても産地によって
- 欧州赤松(北欧・ヨーロッパ全域)
- メルクシパイン(東南アジア)
- ラジアータパイン(オーストラリア・ニュージーランドなど)
- イエローパイン(アメリカ東部)
- ホワイトパイン(北米)
などいろんな種類があります。
それぞれ、けっこう雰囲気が違います。
パイン材のローテーブル メリット
まずはパイン材のローテーブルのイイところ、メリットについてですが、
- ナチュラル
- 節が多い
- 経年変化を楽しめる
- 軽い
- 安い
などがあげられるので、そのあたりを詳しくみていきます。
ナチュラル
パイン材は木の色そのままで温かみもある、まさにナチュラルな材質。あまり濃い色で塗装されていないタイプの場合は、より木そのものの感じを味わう事ができます。
節が多い
さらにパイン材には節がけっこうあり、その部分をそのまま使っている場合も多いのでより木そのものの雰囲気を感じることができます。
好みが分かれるかもしれませんが、好きな人にとっては大きなメリットといえるんじゃないでしょうか。
経年変化を楽しめる
もともとかなり明るい(薄い)色味ですが、年数がたつにつれて飴色に変化していきます。
使っていくうちに表情を変えていく、経年変化を楽しめる材であり、愛着がわく人もいるんじゃないでしょうか。
軽い
木としては軽いので、移動が楽。
移動が楽なローテーブルは、掃除のときに助かります。
ローテーブルの重さに関しては、こちらもどうぞ。
安い
一般的には安い材なので、パイン材を使ったローテーブルも安いモノが多いです。
(モノによっては高いモノもありますが)
パイン材のローテーブル デメリット
そしてパイン材であるがゆえのデメリットについては、
- 傷がつきやすい
- 節が多い
- 反りや割れの可能性
といった事があります。
傷がつきやすい
パイン材はとても柔らかいので、傷がつきやすいというデメリットも。特にテーブルでは、傷がつくのを極端に嫌がる人も多いです
この傷を嫌がるのか、経年変化ととらえられるかどうかがポイントとなります。
節が多い
メリットのところにも書きましたが、節が多いのは嫌いな人にとってはデメリットにもなります。
あと使っていくうちに木が痩せて、節の部分が取れてしまう可能性も。
反りや割れの可能性
あと大きなデメリットとしては、反りや割れの可能性がある事。
天然木ならどんな木でもその可能性はあるんですが、特にパイン材の場合は柔らかいということもあり反りなどが発生しやすい材。
もちろん発生しない場合もありますが、その可能性は考えておく必要があります。
パイン材のテーブルにするときのポイント
木目はすべて違う
天然の木なので木目はすべて違います。節もあれば思っていた木目や色と違う可能性も。
それが天然木の良さと感じられない人にとっては、買ってから気になる人がいるかもしれません。
直射日光に注意
とても変色しやすいので、あまり購入時の色から変化するのが嫌な場合は、特に直射日光に当たる場所に気を付けましょう。
どれだけ気を付けても、年数がたつと変色はしてきますが。
冷暖房に注意
また、反りやすい材なので、直接冷暖房の風が当たる場所に置かないようにしましょう。
といっても、リビングに置いていると直接あたることは多いと思うので、やっぱりある程度のそりなどは覚悟しておく必要があります。
オイル塗装のモノは手入れが大変
家具の塗装は「ウレタン塗装」という仕上げにしている場合が多いんですが、木の質感を活かすために「オイル塗装」というオイルを塗るだけの塗装のモノも。
パイン材のローテーブルの中にも、素材感を大切にするために、オイル塗装のモノがけっこうあります。
もちろん雰囲気は最高なんですが、手入れは大変に。
傷や汚れなどに注意が必要です。
水分に注意
また水分にも注意が必要。
パイン材が反りやすいのも関係しているんですが、とくにオイル塗装などの場合は水分は大敵です。
掃除の時も基本的には乾拭き中心のお手入れにしておきましょう。
パイン材のローテーブル まとめ
パイン材を使ったローテーブルのイイところ。
- ナチュラル
- 節が多い
- 経年変化を楽しめる
- 軽い
- 安い
パイン材を使ったローテーブルの注意点。
- 傷がつきやすい
- 節が多い
- 反りや割れの可能性
選ぶ時や使い方のポイント。
- 木目はすべて違う
- 直射日光に注意
- 冷暖房に注意
- オイル塗装のモノは手入れが大変
- 水分に注意
↓ おすすめのローテーブルをタイプ別にまとめてみました。