「鏡面仕上げのローテーブルのデメリットってどんなとこ?」
家具の仕上げの中でも表面に光沢のある鏡面仕上げは、テーブルでも高級感があって人気なんですが、実際に使う上で不安に思っている人も多いんじゃないでしょうか。
もちろん、鏡面仕上げならではのイイところや注意点もあります。
そんな鏡面テーブルやデスクに関して、そもそも鏡面仕上げとはどんなものなのか、そのメリット・デメリット、選び方などについてまとめてみました。
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鏡面仕上げとは?
表面がピカピカしてるモノをすべて「鏡面仕上げ」と呼ぶことも多いんですが、どんなタイプがあるんでしょう。
本来は、
樹脂を塗装して職人さんがサンドペーパーなどで磨いていき、光沢を出していったモノ
のことを言います。
樹脂の種類でいいうと、
- ポリウレタン
- ポリエステル
など。
また
- UV塗装
というのもあり、これは紫外線を照射させることで塗料を硬くする方法。これも光沢のある鏡面仕上げとなります。
ただ中には「鏡面加工」と書かれていても、
- プリント紙化粧合板
印刷されたシートに樹脂(ポリエステルなど)を塗装したモノ - 塩ビ化粧繊維板
木の繊維を圧縮させたボードに、ポリ塩化ビニルなどのシートを貼り付けたモノ
といったモノも。
たしかに光沢はあるんですが…。
このように「鏡面塗装(加工)」と表示されたモノにもいろいろあって、強度や仕上げの違いなどから値段の差がついてきます。
鏡面仕上げのローテーブルのメリット
そんな鏡面仕上げのローテーブルのメリットとしては、
- 高級感がある
- モダン
- 傷に強い
といったことがあげられます。
高級感がある
光沢がある事で、ローテーブルに高級感が生まれます。ピカピカしているとなんとなく高く見えてきます。
モダン
テイストとしては、モダンな雰囲気にピッタリ。ガラスのローテーブルにも通じる雰囲気があります。
傷に強い
鏡面仕上げといっても実際にはいろいろな仕上げがあるんですが、UV塗装のモノなど基本的には傷に強いタイプが多くなります。。
鏡面仕上げのローテーブルのデメリット
逆に気になるデメリットとしては、
- 傷が目立つ
- 修復は無理
- 汚れが目立つ
- 他の家具とのバランス
- 塗装によっては変色することも
などがあります。
傷が目立つ
表面に光沢があってツルツル。なのでついてしまった傷は目立ちます。
特に黒のローテーブル。
補修は無理
そして傷がついてしまった場合の補修はかなり難しくなります。
木製の無垢材のオイル塗装などだと知識があれば個人でも補修可能ですが、鏡面仕上げは素人ではまず無理。
業者さんでも専門のトコじゃないと難しいんじゃないでしょうか。
汚れが目立つ
基本的に汚れにも強いんですが、指紋やホコリなど付いてしまった汚れが目立ちやすいというデメリットも。
特に黒のローテーブル。
他の家具とのバランス
鏡面仕上げのローテーブルモダンな雰囲気があるので、他の家具と合わすのが難しい場合も。
布製のソファとの相性も、あまりよくありません。
塗装によっては変色することも
鏡面仕上げといってもいろんな塗装がされているんですが、その塗装によっては変色してくる可能性も。
特に白い天板のモノだと使っていくうちに変色したときに目立ってしまします。
鏡面仕上げのローテーブルにする時のポイント
では鏡面仕上げのローテーブルを選ぶとなった時の注意点やポイントについてです。
どんな塗装か
まずどんな塗装をしているか。
UV塗装やしっかりしたものだと傷にも強いんですが、「ただ光沢があるだけ」といったモノになると鏡面仕上げの良さを感じられない場合も。
基本的には価格に比例します。
きれいに仕上がっているか
光沢があって鏡面仕上げになっているモノでも、仕上げが悪いモノ(いわゆる安物)の場合、すでに擦り傷が入っていたりプツプツと気泡が入っていたり。
現物を見れない場合は要注意。
変色に注意
注意といっても長いこと使っていると避けられないのが変色。
鏡面仕上げの場合は白色を選ぶ人も多いと思うんですが、黄ばみのような変色をしてきます。
熱や汚れ、直射日光などに注意しましょう。
黒なら変色してもわかりませんが。
鏡面仕上げのローテーブル まとめ
鏡面仕上げのメリットとしては、
- 高級感がある
- モダン
- 傷に強い(モノによりますが)
など。逆にデメリットは、
- 傷が目立つ
- 汚れが目立つ
- 他の家具とのバランス
など。
鏡面仕上げのローテーブルを選ぶなら、
- どんな塗装か
- きれいに仕上がっているか
- 置き場所
などに気を付けましょう。
↓ おすすめのローテーブルをタイプ別にまとめてみました。