【座卓とローテーブルの違いは?】座卓としてのローテーブルを選ぶときのポイントまとめ。

ローテーブルと座卓の違い 使い方

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「ローテーブルと座卓の違いって何?」

ソファの前に置くローテーブルを、座卓としても使おうと思っている人いませんか?

兼用すると何かと便利なんですが、気を付けて選ばないと有効に活用できないことも。

座卓とローテーブルの違いから、座卓としてローテーブルを使うときの選び方などについてまとめてみました。

ローテーブルと座卓の違いはココ!

ところで、座卓とローテーブルの違いってわかりますか?

別に知らなくてもピッタリのモノを選べれば構わないんですが、何がローテーブルで何が座卓かを知っている方が探しやすいと思うので、簡単に説明しておきます。

ローテーブルとはソファの前に置くテーブル

ローテーブルを訳すと「低いテーブル」。

だから背の低いテーブル全般をローテーブルと呼ぶこともあるんですが、一般的には「ソファの前に置くテーブル」になります。

座卓よりやや高め

そのため高さもソファに合わせたサイズになります。

ソファの場合、一般的に座面の高さが40cm前後であることから、ローテーブルの場合は40~45㎝くらいのモノが多くなります。

これは

  • ソファの前に置いた時の見た目のバランス
  • ソファに座った状態でコップなどをとりやすい高さ

といったトコが影響していると考えられます。

(取りやすさだけならもっと高い方がいいけれど、見た目が不細工だからこのくらいの高さかと)


ただしローテーブルの高さに関しては、あくまでも一般的な話です。

けっこう区別されていないことも多く、実際に楽天とかで「ローテーブル」と調べるとかなり低いテーブルもヒットします。

座卓とは床に座って使うテーブル

では座卓が何かというと、「床に座って使うテーブル」になります。

和室で使うテーブルをイメージするとわかりやすいかと。

ローテーブルよりも低め

高さは30~35cmくらいが多くなります。

コレはズバリ床に座って使いやすい高さだから。そこには下に書いてますが、「差尺(さじゃく)」という数値が関係してきます。

座卓とローテーブルの違いとしては、高さ以外にも

  • デザイン(和風と洋風)
  • 大きさ(天板の広さ)
  • 用途(食事や作業に使うかちょっとモノを置くだけか)

などがあげられます。

とくにデザイン面で「座卓=和風」と捉えられることがけっこう多くて、楽天などで「座卓」と検索すると、けっこう和風なタイプがヒットします。

では「ちゃぶ台」は?

では聞いたこともあると思いますが、「ちゃぶ台」とは何なのか、について。

ちゃぶ台とは座卓のうち「食事に使うテーブル」の事をいいます。

ちゃぶ台といえば、ひっくり返すイメージ(昭和?)で小さめのテーブルを想像する人もいるかもしれませんが、食事をする低いテーブルなのでサイズもいろいろ。

あと、丸いテーブルのイメージをする人もいるかもしれませんが、もちろん正方形や長方形のモノもあります。

床に座ってローテーブルを使うときの注意点

では、「ソファの前に置きながらも床に座っても使う」といったローテーブルと座卓を兼用する場合に気を付けるべきポイントをまとめました。

高さが最大のポイント

やっぱり高さが最大のポイントとなります。そこで覚えておきたいのが差尺という寸法。

差尺とは、「座っている面から天板面までの高さの差」をいいます。

そして、「この差尺がいくつなら人間工学的に座りやすい」とされる値があり、計算式は

身長×0.55÷3-2㎝

で表せます。

多くの人の場合、計算してみると、この値は27~30㎝くらい。

だから座布団や座椅子を使うことも多い座卓は、30~35㎝くらいが主流なんです。

ローテーブルの高さのままでは食事がしにくい

ローテーブルの場合は40から45㎝のモノが多いと書きましたが、食事や作業をする座卓としてはやや高くなって使いにくい高さ。

そのあたりの折り合いをつける必要があり、

  • ソファに合わすにはちょっと低いけど35cmくらいのローテーブルにする
  • 40~45㎝くらいのテーブルで厚めの座布団や座椅子で調整する

といった事をあらかじめ考えておきましょう。

椅子や座椅子についてはコチラをどうぞ。

寝転がる?

ただしその座卓の使い方として、「寝転がりたいかどうか」でまた必要な高さが変わってきます。

つまり、こたつとして使う場合

寝転がるにはテーブルの下に体が入り込まないといけません。

そうなると、もう少し高さが必要に。

こたつはちょっと高め

こたつの場合、体が入ってさらに天板が別になってるので、だいたい40~45㎝の高さになってきます。

なので「食事には少し高い」と感じる人も。

ここでも座布団や座椅子での調節が必要になります。

何に座るか

高さを調節するために座椅子を使うと書きましたが、逆に「この座椅子を使いたい」といった場合には逆算してテーブルの高さを決める必要があります。

この時も「差尺」を利用して、座椅子の座面の高さに約30㎝(ここは自分に合った寸法に)を足した高さのテーブルを選んでください。

(差尺はあくまで基準です。体形や姿勢など個人差があるので、実際に使いやすい差尺を自身で確認してみてください)

座り方

あと座り方ですが、あぐらをかくのか正座をするのかによっても選ぶべきテーブルの高さが変わってきます。

当然、正座のほうがお尻の位置があがるので高い天板が必要になります。

引き出しの有無

そして特に正座場合には、テーブルの下のスペースが広い方が座りやすい場合も。

棚がついてるモノは論外。

モノによっては大きめの引き出しがついていると、座りにくくなるかもしれません。

ちゃぶ台としてローテーブルを選ぶならココに注意

ローテーブルをちゃぶ台として使う、つまり食事をするテーブルとして使う場合に気を付けたいといけないポイントというのもいくつかあります。

1人分の必要なスペース

食事をするのに必要なスペースというのがあります。それは1人分で

横幅60㎝×奥行き40㎝

このサイズが「最低でもこのくらいは欲しい」という1人分になります。

何人で使うかによって幅と奥行きを決める

ココを基準に、使用する人数分のスペースを確保できる大きさを選ぶようにしましょう。

  • 2人で向かい合って座るなら70~80㎝角
  • テレビを向いて2人で並んで座るなら120×45㎝くらい
  • 4人で使うなら120×80㎝

といった感じ。

丸や正方形は注意

大きさを決める場合に気を付けたいのが、丸や正方形のテーブル。

2人ならいいんですが、4人で使う場合には4人それぞれが向かい合って座ることになります。

上の「1人分に必要なスペース」から考えると、4人で90㎝角くらいでも座れると思うかもしれませんが、それだと隣の人と重なる部分ができてしまい窮屈に。

長方形なら120㎝×80㎝でもギリギリ使えるところが、正方形ならより大きなテーブルじゃないと狭く感じることになるかもしれません。

さらに円形だと角がない為にさらに狭く感じることになるので、よりしっかりとサイズを選ぶことが重要になります。

天板の材質

天板の材質にもこだわりたいところです。

テーブルには気の質感を生かすために、オイル塗装といったような天板を保護する効果が薄いモノもあります。

ただし食事に使う座卓として使うなら、

  • 水分や汚れに対してケア
  • 掃除のしやすさ

はとても重要。

ナチュラルな感じは抑えられてしまいますが、ウレタン塗装などしっかりと天板を保護してくれる仕上げになってるモノを選びたいところです。

折りたたみ式を上手に使う

あと、「ローテーブルを食事に使うけれど、普段そんなに大きなものはいらない」という人なら、折りたたみ式のテーブルを選ぶという手もあります。

例えば4人家族の場合に食事をするには120㎝幅くらいあれば何とか大丈夫です。

ただゆったり食事をするなら135~150㎝くらいあった方がベスト

ところが普段からソファの前にそのサイズのテーブルが置いてあると、邪魔だし圧迫感も出てしまいます。

食事によってテーブルを出してくる

なので、普段は最低限のサイズのテーブルにしておき、お鍋やホットプレートを使うときだけ折りたたみテーブルを補助的に使うという手もあるかと。

またダイニングテーブルを置いてるのなら、普段ソファにはサイドテーブルを置いておくだけで広く使って食事はダイニングテーブル。

お客さんが来た時やテーブルが狭くなるような料理の場合には、大きめの折りたたみ座卓を用意しておく、といった使い方もあります。

ソファより大きくならない!

最後に大事なことを。

必要な時に折りたたみテーブルを出すという使い方ではなく、ローテーブルをソファの前に普段から常に置いておく場合。

絶対にソファより大きなテーブルを置くのはやめましょう。

とても不細工だし、生活感が出すぎです。

ローテーブルの大きさは、最低でもソファと同じ横幅、できれば一回り小さな大きさに収めましょう。

見た目は生活のクオリティーを高めます

実用的なのも重要です。

ただ、生活に満足感を得るためには見た目は重視すべきかと。

折りたたみテーブルなど補助的なローテーブルをうまく使って、普段のリビングの状態をベストにするのも大切だと思います。


↓ おすすめのローテーブルをタイプ別にまとめてみました。

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