「ローテーブルのおすすめの高さはどのくらいなの?」
ローテーブルを選ぶとき、どのくらいの高さにするか迷ってませんか?横幅ばかり気にしていると、「いざ使ってみたらしっくりこなくて後悔」なんてことにもなりかねません。
ローテーブルはその使い方によって選ぶべき高さが変わってくるので、そのあたりをまとめてみました。
タイプ別におすすめのローテーブルをまとめてみました!
【おすすめローテーブルはコレ!】一人暮らしや折りたたみなど、タイプ別に選んでみました。
ローテーブルの高さは用途と使い方が大事
ローテーブルの高さを決める場合、
- 何をメインに使うのか=用途
- どこに座って使うのか=使い方
が重要になってきます。
用途としては、
- お茶やリモコンなどを置くだけ
- 食事に使う
- パソコンなどの作業を行う
など。そして使い方としては、
- ソファに座って使う
- 床に座って使う
によって大きく選び方が変わってきます。
また、床に座って使う場合にも、
- 座布団に座って使う
- 座椅子に座って使う
といった場合にも高さは変わってくるので、それぞれについてどのくらいの高さが正解なのか見ていきます。
ソファに座る場合のローテーブルの高さ
ソファに座って使うローテーブルの高さでは、上に書いたようにどんな用途で使うかによって最適な高さが変わってきます。
- コップやリモコンを置くだけ
- パソコンなどの作業をする場合
- 食事に使う場合
などの用途にわけて考えていきます。
コップやリモコンなどを置くだけ
この場合、そこまで使い勝手を考える必要がないので、大事なのはズバリ見た目です。
ソファとテーブルのバランスを考えることが最優先。
で、どのくらいがベストかというと、
ソファの座面と同じかやや低め。
座面よりも高くなると、途端にバランスが悪くなり不細工になります。
ソファの座面の高さでいうと40㎝くらいが多くなるので、ローテーブルの高さは35㎝から40cmくらいがいい感じかと。
パソコンなどの作業をする場合
次にローテーブルでパソコンや書き物などの作業をする場合。
普通に作業するなら、ローテーブルの高さは最低でも55㎝くらい必要です。そうじゃないと前かがみになりすぎ疲れて作業どころじゃありません。
(すでにローテーブルといえるのかどうか)
ただ個人的には、ソファに座ってローテーブルでパソコンしたりするのは、おすすめしません。理由は、
- それでも長時間作業すると疲れる
- 見た目がイマイチ
だから。
極端ですが、このくらいの高さがないと実際には疲れます。(高さ55㎝)
↑ 詳細は画像をクリック!
ソファにローテーブルでのパソコンは疲れる
55㎝の高さというのは「最低でもそのくらい欲しい」という高さ。
一般的なパソコンデスクの場合、高さが70㎝くらいで椅子の座面の高さが43cm前後となり、その差は30㎝弱に。
それが平均40cmくらいのソファの座面に55㎝のテーブルの高さだと、その差は15㎝。
そりゃ低すぎて疲れるだろう、と。
じゃあ「もう少し高いテーブルにしたら」となると、それはもうローテーブルではなくなります。
見た目も・・・
そして、座面の高さが40cmくらいのソファの前に55㎝の天板のローテーブルを置いていたら、かなりバランスが悪くなって見た目もよくないです。
より高いテーブルの方が作業はしやすくなりますが、より見た目が悪くなります。
圧迫感も出るし。
床に直接座って作業がいいかと
なので個人的には、35cmから40㎝程度のローテーブルを置いて、床に座って作業するのが使いやすさや見た目の両面でいいんじゃないかと。
ちょっと姿勢は悪くなるかも、ですが。
食事に使う場合
食事の場合もパソコン作業などと同じように、基本的に低いテーブルでは食べにくくなります。
が、パソコンと違って食事の場合、ずーっと同じ姿勢をしているわけじゃないので、その点では低くてもまだマシな面も。
パソコンよりマシだけどやっぱり高さがないとしんどい
そうはいっても、たまに食べるくらいならいいんですが、毎日の食事となるとやっぱりそれなりの高さのテーブルじゃないとしんどいかも。
仮にソファに座って食べるなら、テーブルの高さは55~65㎝くらいあった方が楽です。
それこそローテーブルではなくなりますが、このくらいの高さだと苦労なく食事ができます。
やっぱり床に座るのがいいかも
食事の場合もですが、個人的には床に座ってソファにもたれて食事、というのがいいんじゃないかと思ってますが、どうでしょう?
ソファでパソコンや食事をするときの解決法
そもそもソファに座ってパソコンや食事をするのには、無理があります。そして「食事やパソコンを使う場合は床に座る」というのを個人的には押してるんですが、そんな悩みを解決するテーブルも。
それが高さ調節ができるローテーブル。
- 天板自体が昇降するタイプ
- 天板の一部が昇降するタイプ
などがあるので、「どうしてもソファで食事がしたい!けど普段からテーブルが高いのはイヤ!」という人は検討してみてください。
↑ 詳細は画像をクリック!
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床に座る場合のローテーブルの高さ
床に座ってローテーブルを使く場合、次の2つにわかれます。
- 床に座って食事やパソコンなどの作業に使う
- 床に座ってコタツとして使う
ポイントとなるのが、コタツとして使う場合なんですが、まずは普通に床に座って使う場合、つまり座卓として使う場合です。
(ちゃぶ台みたいな感じです)
座卓なら35cm
その場合の高さでいうと、だいたい35cmくらいがベスト。
(個人の感想です)
もちろんもっと高いモノや逆に30㎝くらいの低いタイプもありますが、多くの人が合わせやすいのがこのくらいのサイズ。
ココを基準に、身長などによってプラスマイナス3㎝くらいのモノを選んだらいいんじゃないかと。
コタツなら45㎝のモノも
で、コタツです。
コタツもモノによって高さにけっこう幅がありますが、コタツの醍醐味である「潜り込んでぬくぬくする」のであれば、40㎝以上欲しいところ。
ただし、そうなってくると座って食事や作業をするには、けっこう高めになります。
そういうモノなので、
- 座った時の使いやすさを選ぶなら35~40㎝、
- 潜り込んでゆったりなら40~45㎝
というトコでしょうか。
↑これで高さ38㎝のコタツテーブル。
もちろん身長などの体形にもよります
もちろん使いやすさは身長によって変わってきます。が、160㎝の人と180㎝の人で使い勝手がいいテーブルの高さに20㎝の差はつきません。
当たり前ですが座ってるので座高の差だけとなり、実際にはその半分くらいになります。
コタツの高さ調整は無意味?
ちなみにコタツには、継ぎ脚がついていて高さ調節できるというタイプがあります。
夏場は低めにして、冬場のコタツとして使う場合には継ぎ脚を足して高めで使うというパターン。
コレについては、もちろんちゃんと付け替える人ならいいんですが、ドライバーを使ったりけっこう面倒なので、自分ならやらないかなぁ、と思ったり。
床に直接じゃない場合のテーブルの高さ
では床に座って使うんだけど、直接座らないという場合。ここでは
- 座布団
- 座椅子
に座って使う場合についてみていきます。
ここで重要になってくるのが、座面とテーブル面の高さの差です。
その差で最適とされるのが35cm(プラスマイナス3cm)。
ココを基準として考えていきます。
もちろん身長や座る時の姿勢などによって変わってくるので、そこは注意が必要ですが。
座布団に座って
座布団の厚みにもよりますが、だいたい5㎝くらいの厚みと考えると、
- 35~40㎝
くらいの高さで大丈夫です。
座椅子に座って
座椅子の座面の厚みによりますが、ぺったんこのモノなら座布団のときと同じくらいの高さで。
厚みのあるタイプで座面の厚さが10㎝以上になると、テーブルの高さは
- 40~45㎝
くらいはないと、低くて使いにくくなるかも。
ローテーブルの高さ まとめ
ローテーブルの高さについては、
- どこに座って使うのか
- そのテーブルの主な用途は何か
について考えてから決める必要があります。
- 床に座るなら35㎝前後
- コタツなら40cm±5㎝
- ソファに座るなら座面と同じかやや低めの35~40cm
- パソファに座ってパソコンや食事をするつもりなら55~65㎝
といったトコでしょうか。
(平均的なベストの高さであって、身長や姿勢などの違いによって使いやすい高さは前後します)
高さが気になる場合には、最初から高さ調整できるローテーブルを選ぶという手もありますが。
↓ おすすめのローテーブルをタイプ別にまとめてみました。