「ローテーブルの奥行きってどうやって決める?」
ローテーブルを探していると横幅や高さを気にする人は多いんですが、あんまり気にされないのが奥行き。
ただ使い勝手を考えると、ちゃんと決めて選ばないと後悔することも。
- ソファに座って使うときの奥行き
- 床に座って使うときの奥行き
と、使い方別にわけて、最適な奥行きについてまとめてみました。
タイプ別におすすめのローテーブルをまとめてみました!
【おすすめローテーブルはコレ!】一人暮らしや折りたたみなど、タイプ別に選んでみました。
ソファに座って使うときの奥行き
ソファに座って使うときのローテーブルの場合、そこまで奥行きを気にすることはありませんが、やっぱり使い勝手は変わってきます。
ソファの前に置くローテーブルの奥行きはおおまかに、
- 30~35cm
- 40~45cm
- 50~60cm
と分けられます。それぞれについての特徴やメリット・メリットは次のようなものになります。
奥行30cm~35cm
あまり数は少ないですが、コンパクトなローテーブルとして見かけることがあります。
ポイントとしては、
- 奥行きが狭いので部屋や通路(導線)を広く使える
- 見た目の圧迫感が減って、部屋が広くみえる
- 安定感が悪い
- ノートPCがギリギリで(モノによってははみ出る)、作業には向いてない
といったトコでしょうか。
A4のノートなどもギリギリで、何らかの作業には向いてません。
あと横幅が広いモノになると、見た目のバランスがイマイチなモノも。
奥行40cm~45cm
最も一般的なローテーブルの奥行きサイズ。一般的なだけあって、最も使いやすいサイズといえます。
ポイントとしては、
- 数が多いので気に入ったモノに出会いやすい
- 見た目の圧迫感が少なく、ソファとのバランスもいい感じ
- いろんなサイズのソファに合わせやすい
奥行きサイズのなかで一番多いのは、使い勝手やデザイン的に優れているからであって、特に大きなデメリットも見当たりません。
しいて言えば、テーブルにいろんなものを広げたい(置いときたい)人だと狭く感じるかも。
奥行50cm~60cm
そんな「テーブルにいろんなものを置きたい」、「がっつり作業したい」という人にとっては重宝するサイズかもしれません。
奥行き深めのテーブルのポイントとしては、
- 作業などでゆったり使える
- 安定感あり
- 圧迫感はなかなか
- 場所をとるので、通路などの導線が狭くなる
一般的なソファの奥行きが80~90㎝、コンパクトなモノだと70㎝というのもあるので、それを考えるとソファとの見た目のバランスが悪くなる可能性も。
床に座って使うときの奥行き
床に座って使う=食事に使う、というのを前提にみていくと、ソファの前に置くローテーブルとは違って、奥行きがとても重要になってきます。
(食事は別のところでするなら、あまり気にしなくていいかも)
食事をするのに必要なスペースはコレ!
まず知っておきたいのが、テーブルで食事をするのに必要な1人分のスペース。
大人1人がテーブルで食事するのに必要なスペースは、
横幅60cm×奥行き40cm
となるので、このサイズを基準にローテーブルの奥行きを決めます。
床に座るときのローテーブルの奥行きを、
- 40~45cm
- 50~60cm
- 70~80cm
に分類して考えていきます。
奥行40cm~45cm
食事をするのに必要最低限のスペースを確保したローテーブル。
極端な話でいうと、一人暮らしでできるだけ小さく、でも食事をしたいというのであれば、60㎝×40㎝のローテーブルを選んだら何とかなります。
パソコンなどの作業には少し狭いですが。
奥行50cm~60cm
この奥行だと食事や作業もゆったりできます。
あと120㎝幅くらいの幅が広めのローテーブルを置こうと思っているなら、このくらいの奥行きの方がバランスがいい場合も。
横幅が広いのに奥行きも深いと、圧迫感は出てしまいますが。
奥行70cm~80cm
そのローテーブルで対面で食事をしようと考えているのであれば、このくらいは必要になってきます。
40cm×2なので。
70㎝だとやや狭めですが、それでも見た目や実際に必要なスペースも通路を含めかなり大きくなります。
部屋の広さと相談して70㎝くらいの奥行きを検討してみてもいいかも。
正方形は使いにくい!
ちなみに奥行きが深いテーブルとなると正方形のタイプもありますが、当然メリット・デメリットがあります。
ただ、ソファの前にちっちゃなテーブルを置くならいいんですが、床に座る場合に正方形のローテーブルは個人的にどうなんだろう、と思ったり。
正方形のローテーブルで考えないといけないのが、
- 2人ならコンパクトに使える
- 4人で使うのは意外と使いにくい
という点。詳しくみていきます。
2人ならコンパクトに使える
2人で使うのであれば、食事のスペースを確保するのに80㎝角くらいのテーブルでも大丈夫です。
それぞれの奥行きが40㎝ずつ確保でき、横幅もゆったり。
2人掛けのダイニングテーブルよりも椅子を引く必要がない分、省スペースになります。
4人で使うのは意外と使いにくい
問題は4人で使う場合。意外といろんな問題があるんです。
例えばローテーブルのサイズが90㎝角の正方形だとします。
スペースを確保できない
対面の人との奥行きだけ考えると45㎝確保できます。
が、横にも座ってるのでテリトリーの取り合いじゃないですが、必要なスペースがかぶってしまい狭さを感じます。
場所を取る
テーブルの奥行きは90㎝なんですが、実際に座るにはプラス少なくとも40~45㎝必要になります。
長方形のテーブルなら基本的に対面方向だけなんですが、正方形だと四方にプラス40~45㎝必要に。
つまり90㎝+40㎝+400㎝=170㎝角が必要という計算になります。
これが120㎝×80㎝のテーブルだと、座ってる側は80㎝+40㎝+40㎝=160㎝必要ですが、短い側に座らなければ120㎝の方はそれ以上必要ありません。
つまり160cm×120㎝。
この四方にスペースが必要になる、というのが正方形のテーブルの大きなデメリットになります。
場所のわりに座れる人数が少ない
そして長方形なら、場所は取りますが短い面(120㎝×80㎝のテーブルなら80㎝側)に座れます。
なので無理をすれば、狭くなるけど5~6人座るのが可能。
ただ長方形の場合は一片の幅が狭く4人が限界なので、人数が増えた時の対応が難しくなります。
ローテーブルの奥行きまとめ
ソファの前に置くなら、基本は40cm~45㎝。
狭いなら30㎝、がっつり作業するなら50㎝~60㎝という選択はあるけど、デメリットも。
食事に必要な1人分のスペースは幅60㎝×奥行き40㎝。
なので床に座って食事に使うなら、奥行き40cm。対面で座って食事なら80㎝必要。
↓ おすすめのローテーブルをタイプ別にまとめてみました。