「キャスターの付いたローテーブルのデメリットってどこ?」
「ローテーブルにキャスターを後付けするのはやめたほうがいいの?」
ローテーブルを探してると脚の部分にキャスターがついたタイプを見かけますが、「あれってどうなんだろう?」と思ってる人いませんか。
便利そうだけど強度とか心配になったり。
そんなキャスター付きのローテーブルについて、メリット・デメリットと、キャスター付きじゃないローテーブルに後付けするのはどうなのか、についてまとめてみました。
タイプ別におすすめのローテーブルをまとめてみました!
【おすすめローテーブルはコレ!】一人暮らしや折りたたみなど、タイプ別に選んでみました。

キャスター付きローテーブルのメリット
個人的にはいらないと思ってるんですが、もちろんキャスターが付いてることによるメリットというのはあります。
- 移動が楽
- 掃除が楽
- おしゃれ
といった点です。
移動が楽
キャスター付きなら簡単に動くので、テーブルを移動するのが楽になります。
ローテーブルの中には、
- 天板の厚みがある
- スチールのフレームを使っている
- 伸長式や昇降式
など、けっこう重いモノも。
それらをいちいち動かすのは重いので、移動が楽なのは大きなメリットです。
掃除が楽
そして移動が楽なことで最もメリットと思えるのは、掃除に関してでしょう。
掃除のたびにテーブルを移動するのに、それが重いと大変です。
キャスターが付くことによって、その苦労が減るのは間違いないんじゃないでしょうか。
おしゃれ?
ここは好みの問題ですが、おしゃれだという事で人気のキャスター付きテーブルは結構あります。
キャスターが付いたテーブル自体を好きか嫌いかにわかれるので、一概には言えませんが。
キャスター付きローテーブルのデメリット
そして気になるデメリット。
- 動いてしまう
- キャスターの破損
- 床の傷
- 床を変色させてしまう
- ダサい
このあたりの理由から個人的には「どうかなぁ」と思ってます。
動いてしまう
「移動が楽」という事は逆に、「動いてほしくないときにも動きやすくなる」ともいえます。
例えば
- 小さい子供がもたれたら動いてしまう
- ちょっと当たっただけで動いて置いてる物が倒れた
など。
特に小さな子供がいる場合は、あまり簡単に動かないほうが無難です。
キャスターの破損
キャスターにもよるんですが、特にプラスチック製のモノの場合などで使っていくうちに破損してしまう可能性はけっこう高いんじゃないかなぁと。
車輪が割れたり、取り付け部分が曲がったり(外れたり)。
そこまでテーブルの重さはなくても、移動のたびに負荷がかかるので(カーペットの段差とか)、丈夫な素材で、しっかり取り付けられているモノを。
床のキズ
「キャスターが付いていると床に傷がつきにくい」と言われることもありますが、全くつかないわけではありません。
動かすたびに傷がつくという事はないんですが、長く使っていくとフローリングに細かな擦り傷が付いてしまいます。
移動の頻度にもよりますが。
- 動かしにくくなるけどカーペットを敷く
- キャスターを固定させるお皿を敷く
といった対策が必要になります。
(お皿はかなりカッコ悪くなりますが)
床を変色させる
あまりないんですが、キャスターの素材がゴムの場合に床材との相性が悪く床を変色させてしまうことも。
逆に傷防止のために敷いたマットの裏についてるすべり止めのゴムで変色、なんて事もあるみたいですが。
ダサい?
あとは、見た目。
キャスター付きのローテーブルをカッコいいと思うか、いけてないと思うかで人それぞれですが。
個人的には後者です。
キャスター付きを選ぶときに気を付けたいポイント
デメリットを抑えるためのキャスター付きローテーブルを選ぶときのポイントとしては、次のようなものがあります。
- 車輪は大きめ
- 傷がつきにくい材質を
- 本体にしっかり固定されたモノを
詳しくみていきます。
車輪は大きめ
車輪は大きい方が破損の心配は減ります。スムーズに動かせてキャスターへの負担が減るし、一般的には大きい方が丈夫なモノが多いので。
見た目のキャスター感は強くなりますが。
傷がつきにくい材質を
上にも書いたように、キャスターでも長く使っていくと床に傷がつく原因になります。
カーペットを敷いていると大丈夫ですが、直接床に当たる場合には傷がつきにくい材質のモノを選ぶのも一つの手です。
材質が柔らかいほど動かしにくくはなるんですが、傷はつきにくくなります。
材質としては
- ナイロン
- ウレタン
- ゴム
などがあり、下に行くほど柔らかくなります。
本体にしっかり固定されたものを
キャスターの固定方法としては、
- ネジを木ねじで固定
- キャスターがネジになっていて締める
- 脚に穴が開いていて差し込むだけ
など、モノによって変わります。
ネジなどでしっかり固定できるものでないと、使っていくうちにゆるんできて故障の原因に。
またネジで固定できるものでも、ゆるんだままで使い続けると壊れてしまうので注意しましょう。
ローテーブルにキャスターの後付けはやめたほうがいいと思うんです。
そんなローテーブルのキャスターですが、今使ってる物には付いていないけど後付けでキャスターを付けたい、という人がけっこういてます。
ただ個人的には、ローテーブルへのキャスターの後付けはやめたほうがいい、という意見です。その理由をまとめてみました。
キャスターの後付けするのはやめたほうがいいと思う理由
なんでキャスターの後付けをおすすめしないか、の理由です。
強度面で心配
家具を作っているメーカーさんは、当然のことながら強度面も考えて作っています。
ローテーブルだとそこまで重さがかかる家具ではないですが、やっぱり耐荷重がどのくらいになるかなどの知識を持っていない人が自分でキャスターを後付けするのは、強度面で心配になります。
高さが変わる
ローテーブルは人によって好みの高さがあると思いますが、それでも一般的には使いやすい高さに作られているモノがほとんど。
今あるローテーブルも高さも気に入って購入している場合が多いと思いますが、後付けすることによってキャスターの大きさ分だけ高さが変わるというデメリットも。
そもそも難しい
ある程度、家具やDIYの知識がある人ならいいんですが、キャスターを後付けするだけといってもそれなりに技術と知識が必要となるのでそこそこ難しいんです。
(もちろん強度面を考えるのも含めて)
キャスターを付けるだけ、だったらいいんですが、しっかり使用に耐えるように取り付けるのは、けっこう難易度が高いんです。
どうしてもつけるときの注意点
基本的にはおすすめしませんが、どうしても後付けするなら最低でも次の事は注意してください。
(他にも気を付けるべき点はあると思いますが)
ネジのピッチが合うか確認
キャスターの後付けで一番楽なのが、ローテーブルの脚の下にがたつき防止のためのアジャスターが付いているタイプを今使っている場合。
それだとそのアジャスターを外してネジ式のキャスターを取り付けるだけで、後付け自体はできるので。
(何度も言いますが強度面で大丈夫かは別の話です)
ただ取り付けるキャスターを選ぶ際、ネジの幅はもちろんネジのピッチ(ネジの山から山までの距離)が合っているかも確認してください。ピッチが違うととりつけできないので。
脚の太さが十分か確認
ローテーブルの脚に直接、木ねじで取り付ける人もいると思いますが、その場合はローテーブルの脚の太さがネジを固定するのに十分かどうかも確認してください。
脚の端っこギリギリに木ネジで留めると、脚が割れてしまったり安定感に欠けるので。
取り付ける部分の材質を確認
あと木ねじで取り付ける場合に確認して欲しいのが、脚の材質です。
天然木を使っていればある程度安心できますが、テーブルによっては天然木っぽく見えても木の繊維を圧縮させて作ったMDFと言われるボードなどが使われていることがあります。
このような材質だと、木ねじを締めても実際にはしっかり固定できていなくて使っているうちにとれてくるという事も。しっかり確認してください。
おすすめのキャスター付きローテーブル
そんなメリット、デメリット両面あるキャスター付きのローテーブルについて、いくつかおすすめを選んでみました。
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かなり簡単な作りですが、コスパに優れたキャスター付きローテーブル。コンパクトなサイズなので、移動させてサイドテーブルとしても使えそうです。
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60㎝角のコンパクトでかわいいキャスター付きローテーブル。天板下の収納できるようになった棚が便利そう。
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がっつり収納が付いたローテーブル。キャスターがほぼ隠れてるのがいいです。
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必要な時だけ天板を上げる事ができるリフティングテーブル。パソコン作業や食事の時に便利です。
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脚もとのレバーで昇降できるリフトアップテーブル。こちらもひそかにキャスターが付いてます。
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ガス圧で自由な高さに調節できる昇降式のローテーブル。左右にだけですがキャスターが付いていて移動ができます。
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珍しいガラスメインのキャスター付きローテーブル。スタイリッシュです。
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リサイクルウッドを使った、収納兼リビングテーブル。とにかくかわいいです。
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二段になったデザインが便利なキャスター付きサイドテーブル。高さがありますが横幅が狭いので、ソファの前に置いていてもそこまで邪魔にならないかと。
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高さ60cmのサイドテーブルですが、キャスター付きなので必要な時にソファの前に移動させてといった使い方も。デザインがイイ感じです。
キャスターがついたローテーブル まとめ
キャスター付きローテーブルのメリットは、
- 移動が楽
- 掃除が楽
など。逆にデメリットは、
- 簡単に動いてしまう
- キャスターの破損
- 床のキズ
- 床を変色させる
といったところ。
デメリットの方が気になるので個人的にはどうかなぁ、と思うんですが、キャスター付きのローテーブルを選ぶなら
- 車輪は大きめ
- 傷がつきにくい材質を
- 本体にしっかり固定されたものを
といったところに気を付けて選ぶようにしましょう。
あとキャスターの後付けについてはおすすめはしませんが、もしやるなら自己責任で、しっかり強度の事を考えて行ってください。
↓ おすすめのローテーブルをタイプ別にまとめてみました。